本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
鳥飼否宇『昆虫探偵―シロコパκ氏の華麗なる推理』(世界文化社)
タイトルに惹かれて購入。ほら、うちのサイト名がサイト名だし。

突然、人間からヤマトゴキブリになってしまった主人公が、クマンバチである探偵の助手となり、オオクロアリの刑事などとともに、さまざまな事件に遭遇する連作短編集。

虫の世界の事件なのに、つい人間の論理を当てはめてしまい、周囲にたしなめられる主人公がおかしくも哀しい。虫の生態をよく知ってないと解けない事件ばかりなので、読者は謎解きをしようとせず、ひたすら読み進むがよろし。各作品のタイトルがよいねえ。「蝶々殺蛾事件」とか、「生けるアカバネの死」とか。

昆虫探偵 (光文社文庫)
昆虫探偵 (光文社文庫)
〔文庫2005年/親本2002年〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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