本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
太田忠司『ミステリなふたり』(幻冬舎)
敏腕刑事である妻が家庭に持ち込む不可解な事件を、お料理上手な夫が解き明かす。去年の 6 月に読んだ芦原すなお『ミミズクとオリーブ』(創元社推理文庫)の男女を逆転させてポップなコメディ風味にしたような設定ですな。

個々の謎解きは楽しめたのですが、コメディ部分が私には向いてないかんじで、ごめんなさい受け付けませんでした。最終話の落ちとかも、もうちょっとあざとさを押さえ気味に行ったほうが好感度高いと……いや、この「ベタさ」を楽しむのが正しい読み方なのかも。パズル部分は小粒ながらすっきりときれい。

フリーのイラストレーターをやりつつ家事全般をこなす夫が、家のことをきちんとやるために仕事量をセーブしているというのは、大変耳の痛い話(笑)。

ミステリなふたり (幻冬舎文庫)
ミステリなふたり (幻冬舎文庫)
〔文庫2005年/親本2001年〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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