本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
乾くるみ『マリオネット症候群』(徳間デュアル文庫)
この作者の本って、どれを読んでも「元ネタはあれ?」と思ってしまうのは、やはり当人が狙ってやっているのだろうか。

『匣の中』の元ネタが『匣の中の失楽』(竹本健治)であるのは当然だけど、『J の神話』でも大御所の SF 某短編を思い出したし、この『マリオネット症候群』でも別の作家の SF 中編と同じシチュエーションが。

ただ、この人にかかると、その同じシチュエーションが、ぐぐっとブラックになってしまって、むしろその印象の違いを楽しんでいるので、一向に構わないのですが。今回のこれはまた、なんとも言えない、いびつな笑いが散りばめられて。

マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫)
マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫)
〔2001年〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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