本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
江國香織『ホリー・ガーデン』(新潮文庫)
小学校からの幼なじみである果歩と静枝。30歳を目前にして、果歩は過去の失恋に捕らわれた日々を送り、静枝は不倫の恋にのめり込む。どちらも、互いを思いやっているからこそ、相手の状況に、納得が行かない。

まあ、そんなストーリーは、どうでもいいんだ。この本を読んでいると、そう思えてくる。

私、この人たちが好きだ。嫌なとことか、悪い意味で大人になりきれてない部分とかがしっかり描かれているのに、この人たちがとても好きだ。「あ、なんかそういうのって、わかる」と思えるシーンがたくさんあった。

果歩たちの行動や生活のディテールの一つ一つが、とても魅力的に丁寧に書かれている。こんなふうに暮らしてみるのも、ちょっとヘンかもしれないけど素敵だなあ、なんて思ってしまった。

ホリー・ガーデン (新潮文庫)
ホリー・ガーデン
〔1998年/親本1994年〕
あ行(作者名) | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
わたしも「ホリー・ガーデン」大好きです。
ってか、すごい量の本を読まれてるんですね。

尊敬します。

参考にしたいんで、ちょくちょく来させてもらいますね。
よろしくお願いします
| 江國香織ファン | 2009/10/12 2:03 PM |
わ、更新の止まっているこんなブログにコメントありがとうございます!

昔からの感想メモがたまっていたのを出しただけで、日頃の読書量自体は多くないのですけれど。

そちらのサイト拝見しました。江國香織さんの情報満載ですごい!
こちらこそ、参考にさせてください。
| ならの | 2009/10/12 8:04 PM |









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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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