本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
東海林さだお『アイウエオの陰謀』(文春文庫)
五十音図において、なぜ「ア」の次は「イ」なのか。なぜ「アカサタナ」の順に並んでいるのか。サイレンの「ピーポー」はなぜ「ポーピー」ではいけないのか。イカは情緒不安定で、クギヌキは自らの職業が不満でならない……というのを、へ理屈(失礼)で納得させてくれる短編集。

ああ、なんかたまにはこういうのもいいなあ。しかしこういう本で、巻末の解説者に赤瀬川原平を持ってくるっていうのも、ちょっと濃すぎる人選ではあるまいか。これも東海林さだおによる本編の続きかと思っちゃったよ。

アイウエオの陰謀 (文春文庫)
アイウエオの陰謀
〔1998年/親本1995年〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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