本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
ナンシー・A・コリンズ『フォーリング・エンジェル』(ハヤカワ文庫FT)
『ミッドナイト・ブルー』『ゴースト・トラップ』に続く第3作にして、一応シリーズ完結篇。読了してから随分経ってしまってるので、大したことは書けないですが。やはり感想文はこまめに書かんといかんなあ……って今までに何度同じこと言ってるんだか。

うーん……今更カマトトぶるわけではないですけど、なんか精神年齢の低いガキンチョな人には過激描写がここまで来るとキツイかなあというかんじかも(苦笑)。

ストーリーは、はらはらどきどきで面白かったです。でもなんだかシリーズ最後に来て、いきなりバランスが悪いと感じるほどにスケールが大きくなって、急に物語の次元が変わっちゃったみたいでびっくり。なんか、第1作・第2作と世界が違っちゃってるの。もしかして、書き始めたときにはここまで考えてなかったとか……。ある方には、この大風呂敷きの広げ方が日本のコミック的で良いのだ、と言われて、そういうもんなのかしら、とも思ってみたり。

私の場合、過激描写許容度的・主人公感情移入度的には、一部では不評みたいだけど、ソーニャが個人的事情でおセンチにうだうだ悩むシリーズ1作目が実は一番好きだったりしたんでした。

原書:
Nancy A. Collins "Paint It Black" (1995)

フォーリング・エンジェル―ミッドナイト・ブルー (ハヤカワ文庫)
フォーリング・エンジェル―ミッドナイト・ブルー (ハヤカワ文庫)

〔訳:幹遙子/1997年/原書1995年〕

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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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