本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
赤瀬川原平『新解さんの謎』(文藝春秋社)
ううう。私は、悔しい。

私だって、三省堂の『新明解国語辞典』のヘンさには前々から着目していたのに。特に、「ぬらぬら」をここで日本全国に紹介されてしまったのは、なんか凄い悔しい。私のお気に入りだったのに。

でもこの辞書を、「新解さん」という一人のキャラクターとして捉える、というのは盲点だったなあ。うーん。これはおかしい。『新明解国語辞典』のなかの語義を並べて解説しているだけなんだけど、私は電車のなかでこれ読んでて何度も吹き出しそーになってしまって、大変困りました。

そういう意味では、外で読むにはあんまり適してないかも。

新解さんの謎
新解さんの謎
〔文庫1999/単行本1996〕
あ行(作者名) | permalink | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
その後さらに続編が便乗本が出たりして世間の一部でちょっとした新解さんブームが巻き起こるに至って、なんとなく醒めてしまいましたが、この『新解さんの謎』が出る前から、『新明解国語辞典』は職場でちょくちょく話題になっていて、当時は大好きでした。

仕事仲間の人に教えてもらって大ウケしていた「女たらし」の定義(第3版では「美貌と巧言とで次つぎに女性を誘惑し、遍歴することに生きがいを感じる反社会的分子」という定義だったのが、第4版で「……反社会的な男」に修正された)にツッコミを入れた解説本はあったのだろうか。
| 2006年のならの | 2006/01/12 9:25 AM |









http://archive.mushi.pepper.jp/trackback/68382
前の本 | main | 次の本
+ about this blog
 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
 今後の実質的な更新はありませんが、コメント、トラックバックは受け付けています。