本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
佐藤亜紀『戦争の法』(新潮文庫)
1975年、N県は突如日本からの独立を宣言し、街にはソ連兵がやってきた。当時中学生の〈私〉は、親友千秋とともに山に入り、ゲリラの一員となる。

とにかく巧い。舌巻いてしまう。よくこんな小説が書けるな、と。非常に抑制の効いた、計算されつくした構成と文章が心地よい。でも、この心地よさは具体的に説明しにくいんだよな。

戦争の法
戦争の法
〔復刊2003年(ブッキング)/新潮文庫1996/親本1992〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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