本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
有栖川有栖『ブラジル蝶の謎』
臨床犯罪学者・火村英生助教授と友人の推理作家・有栖川有栖のコンビが挑む不思議な事件の数々。美しい蝶の標本に囲まれた死体、言葉を失った男の取った死ぬ前の奇怪な行動、鍵穴のみつからない鍵……。

『ロシア紅茶…』『スウェーデン館…』に続く国名シリーズ第3弾。短編6編を収録。
有栖川有栖の一番好きな作品は今のところ『マジック・ミラー』(講談社文庫)なんだけど、キャラクターとして、この作品の主人公二人を私は好きである。特に「蝶々がはばたく」のラストは、ちょっとしんみりしてしまったです。あとがきで作者本人も「いかにも自分らしい小説」と書いてたけど。そう、これがあるから止められない。いい人だなあ、と思ってしまう。

(初出 1996/5/14)


ブラジル蝶の謎
ブラジル蝶の謎
〔文庫1999/新書1996〕
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