本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
斎藤澪奈子『超一流主義』(角川文庫)
著者のことは全く知らなかったのだが、私が“独り暮らしでフリーランスな女の人の理想像(の一人)”とあがめる中野翠さんがこの人のことを、なんだかとっても興味をそそってくれる紹介の仕方をしてたので、思わず手に取ってしまいましたです。はっきり言って、怖いもの見たさってやつです。

で。うーむ、なるほど。これはスゴイわ。頭がくらくらしちゃうわよ。これ読んでどこで笑うかって、一種の踏み絵かもしれない(笑)。少なくとも、中野翠がこれ読んでのた打ち回る個所と、帯の惹句を書いた吉本ばななの言う「高度のユーモア」って、多分(絶対)ダブッてないよね。

どわはは、じたばたしちゃうフレーズがたくさんあるぞ。誰かこれ読んで私と“アッパーごっこ”しない?「ロウワーなメンタルとフィジカルを持った人はピコレットよりランクの低い香りがお似合いだということを理解しなければなりません」とか言ってさ。(ここで「語法としては『メンタリティ』が正しいんでないの?」などとつい思ってしまう私はもしかして器の狭い超ウルトラ・メガ・ロウワー? 「私にはその方がアッパーな感性が分からないのが可哀相でした」とか言われそう。怖いよー(笑)。)

超一流主義
超一流主義
〔1997/1993〕
さ行(作者名) | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
エラソーな事言ってるくせに、
早死にしたのが爆笑です。
本には健康についても書かれていたのに、
間違いだったって事ですね。
100歳まで生きたら、
本の内容を信じてやったのに(笑)。
| 勘弁して | 2012/01/30 12:07 PM |
著者は、2002年にお若くして亡くなってしまわれたんですね(さっき検索しました)。
この本を読んだのはずいぶんと昔のことなので、健康に関する記述があったかどうかも忘れてしまいました(すみません)。

私は感想文でも書いたように、一読してあまりにも強烈なキャラだったので、ある意味「ネタ本」的に面白がってしまったのですが、当時は、本当に心酔していらっしゃるファンもたくさんいたのでしょうか。

10年経ったいまでも彼女のことを忘れていない方がコメントを書き込んでくださるほどに、強い個性をお持ちだったことはたしかなようですね。

提唱なさっていたポジティブな姿勢を最期まで貫いたのであれば、ご立派だったように思います。いまさらですが、ご冥福をお祈りしています。
| ならの | 2012/01/31 5:51 PM |









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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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