本の虫

虫干し読書録

こ ん な 本 を 読 ん で い た 。
高畑京一郎『タイム・リープ〜あしたはきのう〜(上)(下)』(メディアワークス 電撃文庫)
月曜日の記憶がすっぽり抜けた火曜日、翌日水曜の昼間だと思ったら木曜の朝、その後混乱のまま再び水曜日へ……。ごく普通の高校2年生の女の子が、ある日突然時間を跳躍(リープ)しはじめた。クラスメートの男の子の助けを借りてその謎に挑み、ジグゾーパズルみたいにバラバラになった時間をつなぎ合わせてもとの自分に戻ろうとするんだけど……。

ティーン向けです。表紙の絵からして、気恥ずかしくなるほど、少年少女小説です。つまり、読む方も気を若くして読まなきゃ素直に楽しめない本。で、幸か不幸か、そういうことには結構自信があったるするんだな、私は。読んでる間は、思春期まっただなかの女子高生のメンタリティに“リープ”してしまいました(笑)。(あんまりあの頃から成長していない、という説もある。)

「時間」のパズルはなかなかきれいに嵌まるし、ラストもさわやか。出来のいい、バランスの取れたストーリー漫画を読んでいるような感じで(誉め言葉よ)、一気にさくさくと読みました。

で、まあ、なんだかちょっと甘酸っぱい気分とともに照れてしまったりしているわけです。

タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉
タイム・リープ―あしたはきのう (下)
タイム・リープ―あしたはきのう (下)
〔文庫1996-1997/単行本1995〕
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 かつて存在した「本の虫茶房」というサイトの1996年から2000年の読書メモと、現行サイト「虫の居所」の2002年までの読書メモを再掲載しています。
 現在では捉え方が変わった本もありますが、感想文は誤字の修正など以外ではほぼ当時のまま。
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